来店理由
・エンジンオイル交換時期のため
症状
・ミッションのチェックランプが点灯している
・クラッチが滑っている
点検結果
・過走行によるクラッチ減りのため、チェックランプが点灯している
過去にも記事にしたことはありますが、たしか前に記事を載せているのは、AGSのリコール作業に関連したクラッチ交換だったと思いますが、今回は、以前AGSリコールを行った車両が、20万キロを超えて走行し、クラッチが減ってしまってチェックランプが点灯したというケースです。
スズキに問い合わせしたところ、クラッチ部品などの無償提供は今回は出来ないということで、普通に注文しました。
クラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリング、パイロットベアリングの4点交換と、ミッションオイル交換、AGSアクチュエータのОリングの交換予定でしたが、過走行のため、他の部品も交換してくださいとメーカーから言われた。どうやら色々と対策品が出ているようで、その兼ね合いで、色々と部品交換が必要になるようだ。
追加となったのが、レリーズフォークとサポート、フォークのクリップ、レリーズベアリングのクリップ、フライホイールまで交換することになりました。
以前にも同じような記事があるので、AGSアクチュエータやミッションの取外し、クラッチなど取外しした後の作業から紹介します。
フライホイール、パイロットベアリングを取付。
クラッチディスクとカバーを取付。
ミッションのほうに、レリーズフォークやベアリングを取付て、ミッションを車両に取付、AGSも取付ます。
ミッションオイルを注入して完了。
最後にスズキの診断機を使って、リセット作業などをして、完了となります。
今回は、お客様がチェックランプ点灯に気づいてなかったのを、たまたまこちらで発見したことで修理となりましたが、このまま乗っていたら、いずれ走行不能となっていたと思います。
チェックランプ点灯などは普段から気にしていたほうが安心ですよ。
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