一関市 一関 日産 NV350キャラバン EGRオイルクーラー交換 大東モーター

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一関 日産 NV350キャラバン EGRオイルクーラー交換

1度目の来店理由
・エンジンチェックランプが点灯した。
・エンジン不調で、力がない。

点検結果
・診断機で調べると、EGRバルブ作動不良と出た。

修理内容
・チェックランプ消去。

今回は、当店が予約いっぱいで、手がつけられないこと、お客様側もそれをわかったうえで来店し、とりあえずチェックランプの原因が何かを調べてチェックランプを一旦消去してほしいということでの来店だったため、消去して今回は帰ってもらった。

お客様の話しだと、エンジン不調になったのは1年も前のことらしく、1年前に、仕事で出先にいるときにチェックランプが点灯し、不調になり、当店に連絡したとのこと。
遠方であったことや、電話では不調の原因もわからず、不調の状態で遠方から走ってこれるかもこちらでは判断しかねること、しかもその日は積載車が出払っていたのだったか、従業員が休みで自分しか工場にいなかったかで、こちらから向かうことが出来なかったこともあり、お客様のいる現在地のすぐ近くにディーラーがあることから、ディーラーへ持ち込むことを当時すすめた。
ディーラーで、チェックランプを消して貰い、調べてもらったときに、エアエレメントがかなり汚れていて、詰まってる。この車種ではエアエレメント詰まりで不調になることが多いので、交換したほうがいいと言われたそうだ。
そのとき交換せず、不調のまま1年乗っていたところ、1年経って再点灯したということのようだ。

二度目の来店理由
・エンジン不調がかなり進んだらしく、平地でも力が出ないとのこと。そして、稀にエンストするとのこと。

点検結果
自分はこのとき不在であったため、詳細はわからないが、お客様はディーラーから言われたエアエレメントの交換をしてほしいので、注文してほしいとの依頼だったようだ。
このとき担当した整備士が、エアエレメントではなく、他に原因があるのではないか?と、症状を確認。
このときはチェックランプは点灯しておらず、この担当した整備士は、前回チェックランプが点灯した原因を知らない。
担当整備士は、過走行車でもあるし、エンジンにバラつきがあるわけではなく、燃料ストップしたようなエンストの仕方なので、燃料フィルター詰まりとかの原因かもしれないことを伝えたようだ。
燃料フィルターも一度も交換したことはないということで、とっくに交換時期は過ぎてもいるので、燃料フィルターも交換してみようということに双方で話しがまとまったようで、一旦部品入庫するまで、仕事で車を使いたいとのことで後日再入庫することになった。

二度目の来店直後、走行中にチェックランプが点灯したと連絡がきた。
またチェックランプを消してほしいので、出先からこちらに向かっても良いか?との相談であった。

チェックランプを消しても症状が一時的にも改善することはないのは、前回のことでわかってるので、またお客様の現在地に、前回とは違うディーラーが数百メーター先にあるとのことだったので、EGRバルブ作動不良と前回チェックランプが点灯したことをディーラーのほうに伝えて、すぐ点検してもらった方が良いとすすめた。
ディーラーで調べてもらったところ、EGRクーラーのアクチュエータのロッドが外れていたとのこと。
ディーラーの説明では、このアクチュエータが樹脂製なため、エンジンの熱で劣化したりして、動きが渋くなってしまうと、今回のようにロッドが外れることがよくあるそうだ。最悪の場合は、ロッドが折れてしまうとのこと。
ディーラーでロッドの外れを直してもらって修理終わりということだった。

しかしそのあとすぐにチェックランプが再点灯したらしく、同日当店に3度目の来店となった。
お客様がディーラーから説明されたことを教えてもらい、アクチュエータロッドを確認したが、外れてはない。
アクチュエータロッドというより、クーラーのほうのバルブの動きが渋く、ほとんど動いてないため、これによりチェックランプが点灯するのだろう。
そして、クーラーのバルブが動かないために、それを動かそうとロッドは動くために、斜めになってしまってロッドが抜けるし、最悪ロッドが折れるということなんだろう。
なぜここまでのことがわってるのに、ディーラーではロッド外れを直しただけにしたのだろう??
とりあえず、ディーラーのおかげでチェックランプ点灯理由は判明した。
どうやらこのEGRクーラーバルブは、EGRクーラーと一体で、しかもアクチュエータとセットでしか部品供給されないということで、お値段はするが、原因とリスク箇所すべてがこのAssy交換で解決しそうだ。ということで、EGRクーラーAssyを注文した。


後日、最初に注文していたエアエレメントと燃料フィルターが届いたので、交換した。
写真撮った記憶あるが、写真が見つかりませんでした。燃料フィルターがついてる場所が、結構作業しにくい場所で、やりにくかったです。
エンジン不良と、チェックランプ点灯の原因が違う可能性もあるので、エンジン不調が直るかな?と期待もしたが、エンジン不調は直らず。
燃料フィルターのほうは、結構詰まっていました。
EGRクーラーがくるまで、再びお客様に車を返却。
普段乗ってるお客様の感想としては、エンジン不調ではあるが、燃料フィルター交換したら、少し調子がよくなったとのこと。燃料フィルターもエンジン不調の原因の1つであったのかもしれないですね。

 EGRクーラーAssy交換

診断機では、やはりEGRバルブ作動不良となっている。

赤丸の部品が、問題のアクチュエータとロッド。
緑丸が、今回交換するEGRクーラーAssy。

今回作業はしませんが、EGRバルブは、紫丸のあたりです。
本来なら、分解してくついでにEGRバルブも外して洗浄したら間違いはないとは思いますが、予算と時間の関係もあるため、お客様の要望としては、EGRクーラーAssyの交換までということです。

青丸のように、ロッドは本来外れてはなく、このロッドにより、クーラーのバルブが動きますが、黄丸のように、バルブ固着により、ロッドが外れてしまうとこのようになります。

アクチュエータのほうは、手で簡単に動きますが、クーラーバルブのほうは、手でかなりの力を入れないと動きません。固着してます。新品のクーラーバルブは、手で簡単に動きました。

 EGRクーラーAssy取り外し

EGRクーラーAssyを取り外し、覗いてみると、真っ黒に汚れていました。

 パイプを洗浄

EGRバルブと、EGRクーラーの中間にあるパイプ内も真っ黒であったので、洗浄しました。
写真を撮ると、パイプ内が影で黒くなってよく見えないので、ライトで照らしてしたら、綺麗になってることが写真でもよくわかる状態に。

 EGRクーラーAssy取付

EGRクーラーAssyやパイプを取付、アクチュエータロッドとクーラーバルブの作動も確認。
やはり簡単に軽く動きます。

 EGRバルブクーラーAssy分解

EGRバルブクーラーの内部がどうなってるのか、試しに分解してみました。

中身見えないくらいの真っ黒状態でした。

 EGRの学習

診断機を使って、学習作業をし、アクチュエータがちゃんと作動することを確認。
チェックランプ点灯も無く、エンジン不調も改善されたので、作業終了となりました。

メーカーのほうでも、頻繁に不具合が出ることを知ってて、なぜ対策品を出したりして改善しないのか。
あとこのNV350、この車両もですが、冷却水が漏れてはないのに、結構な量無くなるんですよね。
最初、冷却水交換したときにエア抜き不足だったのかなと思いましたが、半年するとまた減ってる。
整備書を見ながらエア抜きもしてみたけど、やはり半年経って見ると減ってる。
原因がわからず、ネットになにか載ってないかなと検索したら、やはりこのNV350キャラバンは、冷却水が消失するようです。
これもメーカーでは対策してないと記事にありました。
冷却水減少は、放置してたらオーバーヒートになりますからね。この車両に乗ってる人達は、半年ごとに冷却水補充したほうがいいですよ!

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