来店理由
・車検
不具合箇所
・ファンベルト鳴き
作業内容
・ファンベルト交換
写真を撮り忘れたため、すでにベルトが外れた状態です。
ヴォクシーは一本物のオート調整タイプが多いように思いますが、今回の車両は、一本物の調整タイプ(オート調整ではない)のものでした。
ヴォクシーなどトヨタ系のオートテンショナータイプは、テンショナーが硬くて、正直一人で作業するのは結構厳しいです。
作業スペースが狭いうえに、片手で硬いテンショナーを縮める作業は本当に全身で目一杯の力を入れてそれをキープし続けなければならず、もう片方の手で、一本物のベルト特有の複雑な取り回し作業を片手だけでやらねばならない。しかももう片方の手は力を緩めることが出来ない状態で。
実際一人でやった経験もありますが、成功するまでに何回もやり直ししなきゃいけないので、普段は二人がかりでやります。
しかしこの日は、自分しかいなかったので、嫌な作業だなーって思いながらよく見たら、調整式タイプだったので、ホッとしました(笑)
ベルト調整は、この車両の場合だと、オルタネーターを動かしてベルトの張りを調整します。
オルタネーターの調整ボルト(赤丸)を回して、オルタネーターの位置を移動させることでベルトを張ったり、緩めたりして調整します。
ベルトを取外す場合は、オルタネーターを目一杯移動させてベルトを目一杯緩めて、ベルトを外します。
赤丸の調整ボルトだけではオルタネーターの位置を移動出来ませんので注意してください。
ベルト取付作業。
各プーリーにベルトをかけて、ベルト調整をします。
取外しのときと逆順になります。
ベルト調整をするために、赤丸のボルトを締めていき、ベルトを張ります。
張り具合が良くなったら、緑丸のオルタネーター取付ボルトを締めます。
オレンジ丸の調整ボルトの固定用ボルトを締めます。
張り具合を確認し、各プーリーにベルトがズレなくかかっていることを確認し、クランクを回してズレが起きないことを確認し、再びベルトの張り具合を確認。
問題なければエンジンを始動し、ヘッドライトをハイビームで点灯、エアコンを最低温度で最大風量で回します。
自分の場合は、数回クランキングでエンジン始動、切るを繰り返して、ベルト鳴きが起きないことを確認し、その後数分エンジンをかけておいて、エンジン停止後に、ベルトの張りを確認。
このとき少しベルトが緩むので、再度張り直して、ベルト鳴きが起きないこと、ベルトの緩みが無いことを確認します。
緩み、ベルト鳴きが無ければ、エンジンカバーを取付けて作業終了です。
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