来店理由
・定期点検のため
故障箇所
・ベルトのひび割れ
・エンジン水漏れ
やや外しにくいベルトカバーを外さないと、ベルトの張りや状態が確認できないエブリィ。
カバーを外して見ると、ベルトにひび割れがあるのを発見した。
ベルトは2本とも交換することにし、ベルトを外す。
写真はすでにファンベルトは取付てあります。
エアコンベルトはストレッチベルトですので、特殊工具が必要になります。
工具を取り付けて、クランクを回しながら取り付けます。
クランクを数回転させて、ベルトずれが無いことや、張りを確認し、エンジンをかけてベルトの緩みや鳴きがなければ完了です。
車両の下からエンジンを見上げると、わずかに青系色の冷却水の漏れ後が発見出来ました。
エンジン上部から覗くと、配管、ホースや配線があって見にくい状態。
この車両は、前席の荷台の間に、仕切り壁があるため、シートが邪魔で覗きこめないため、運転席、助手席、サイドブレーキなどを取外して、作業しやすくしてます。
冷却水を抜き、作業を始めます。
当初はエンジン上部からホースを抜いて、配管をさらに抜いてОリングを交換しようと思い、シートはサイドブレーキを外しましたが、シートなどを外したことで、全体像が良く見えるようになりわかったのが、上部から作業をすると、インマニを外さないと、矢印のウォータアウトレットキャップに接続されてる水漏れしてるホースを引き抜くことが出来ないことが判明。
そのため、エンジン下部からウォータアウトレットキャップを抜いて、Оリングを交換することにした。
腕が片方やっと入るくらいのスペースしかないので、少しでも作業スペースが出来るように、プロペラシャフトを脇にズラす。
ウォータアウトレットキャップは水色丸のようなところ3箇所をナット止めしてある。
3箇所のナットを外しても、ホースがついるキャップはズレませんので、ナットがついていたスタッドボルトを取外します。
ここまできたら、あとはキャップとホースを切り離すだけですが、固着しておりホースがくっついてました。手も入りにくいので、なかなか苦戦しました。
配管からキャップが切り離せないため、助手席側上部から、キャップを軽く叩いて、キャップと配管を切り離すことにしました。
シートとサイドブレーキを外した意味がありました!
ウォータアウトレットキャップを取外します。
紫丸が冷却水漏れの原因のОリングです。
配管を清掃し、グリスを塗布したОリングを取付。
ウォータアウトレットキャップのパッキンも交換し、キャップを取付ます。
冷却水を注入し、エア抜き作業をして、漏れがないことを確認して、水漏れ修理は完了です。
あとは、プロペラシャフト、シートやサイドブレーキを元通りに戻して、定期点検完了となりました。
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