来店理由
・オーバークール警告灯が点灯するとのこと。
点検結果
・お客様の話しだと、普通ならば始動して少し経つと消灯する青色の水温計が、いつまで経っても消えないとのこと。
・走行してなければ消灯し、走行すると点灯するのではないですか?と訪ねたが、そこまで意識して見ておらず、なんかいつも点灯してる気がするとのこと。
始動して少しの間放置してみたら、案の定警告灯は消灯し、走行してみたら点灯した。
診断結果
・サーモスタットが開きっぱなし、または、完全に閉じない状態なのだろうと判断し、サーモスタットを交換することにした。
写真の様に、停車状態で、始動直後は点灯してるが、しばらくすると、右写真の様に消灯する。
写真にはないが、走行すると、左写真の様に点灯する。
この車種は、センターコンソールの真下にサーモスタットが隠れているので、センターコンソールを横にズラす。
サーモスタットをこのまま外してしまうと、冷却水が溢れてしまうので、事前に少量だけラジエータードレンから冷却水を抜いておく。
キャップ脇のボルト2本を取ると、サーモスタットのケースが外れ、中からサーモスタットが現れる。
サーモスタットを交換して、組む。
ラジエーターに不足分の冷却水を補充し、サーモスタットケースのエア抜きボルトを緩め、そこから冷却水が出てくるまで補充する。
ラジエーターに冷却水を補充し、ラジエーターキャップを取付けて、ラジエーターファンが回るまで暖気する。
冷却水が冷えたら、再び冷却水を補充。
試運転をして、警告灯が点灯しないことを確認して修理完了となりました。
オーバーヒートと違い、オーバークールのほうは知らない方が多いと思いますが、エンジンが冷えすぎることで、エンジンにダメージを与えますので、放置しないようにしてくだしい。
オーバークール状態や、警告灯がつかなくても、サーモスタットが壊れると、暖房を使用しても、冷風しか出てきません。そういった場合も、修理に出すようにしてください。
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