前回の続き。
部品入荷までに時間があり、お客さんが車を使いたいということで一度車を返却。
後日再入庫してもらった。
写真2の赤丸、キャリパー固定ボルトを取り外し、ブレーキホースを外して、キャリパーを取り外す。
左写真はキャリパーを車両から取り外した状態。
右写真はそれを分解し、スライドピンやピストン、シールを外した状態。
ここで問題が発生。
右キャリパーの上側スライドピンがかなり固着していてほとんど動かない。
このことから、右ブレーキの効きが、左ブレーキより弱くて、左ブレーキのほうが強く効くことで、ブレーキを踏むと左に曲がったという可能性がある。
スライドピン一本は再利用出来なくなったので、この一本は交換。
残りのスライドピン3本と、ピストン2個は再利用し、キャリパーを清掃、洗浄して、キャリパーシールを交換した。
ブレーキパッド、キャリパーホルダー、ハブ、ディスクローターなどを取り外す。
写真1のように、ハブとディスクローターが一体となっているので、写真2のように切り離す。
写真3のように、新品のディスクローターに、ハブを組付ける。
写真4は、ハブグリス塗布した状態。
このあとディスクを車両に組み付けていく。
写真1のように、ディスクローターを車両に組み付ける。
写真2のようにキャリパー関係、新品のブレーキパッドなどを組み付ける。
写真3のように、反対の右タイヤ側も同様にディスクローターなどを組み付ける。
ハブベアリングの調整やブレーキオイルのエア抜きをし、最後にタイヤを取付て交換作業は完了。
試運転をし、ブレーキを踏んでもハンドルが左に取られたり、車両が左に引っ張られることが起きないことを確認した。
・今回交換したもの
スタビブッシュ4箇所、左ロアボールジョイント、フロントブレーキパッド、ディスクローター、キャリパーシールキット、スライドピン1本、その他細かいショートパーツ多数。
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