一関市 一関 トヨタ アルファード HVバッテリー ボルテージセンサー 大東モーター

サブページメイン画像

  • HOME
  • 修理
  • 一関 トヨタ アルファード HVバッテリー ボルテージセンサー

一関 トヨタ アルファード HVバッテリー ボルテージセンサー

来店理由
・チェックランプが複数点灯した。
・バッテリー走行に切り替わらず、常にガソリン走行になっている。

点検結果
・過走行車で、HVバッテリー交換をしたことがないので、高確率でバッテリー劣化だと思われた。
・診断機でも、バッテリー関係のコードが出てる。

修理内容
バッテリー劣化か、ボルテージセンサー故障の二択に絞り、整備書通りに故障がどちらなのかを調べてみたが、その途中で、一度チェックランプを消去して、再点灯を確認してから診断をするような内容があったが、再点灯しなくなってしまった。
ディーラーに問合せたところ、再点灯するには、大抵一ヶ月くらい、長いと半年くらいかかることがあるとのこと。
仕方ないので、一度お客様に車両を返して、再点灯するまで乗ってもらうことにした。

 データモニター確認

△SOCという項目が、35%になってるが、これはバッテリーのバラつき具合を数値にしたもののようで、35%は要注意的な数値らしいので、バッテリー交換することになると予想し、お客様にもそのことは伝えた。

 フリーズフレームデータ確認

3週間ほどして、再点灯して入庫。
どうやら、チェックランプ消去してからは、電気とガソリンにちゃんと切り替わってはいたらしい。ただ、すぐ電気は無くなりガソリンで走ることは多かったようだ。

再点灯した車両のデータモニターを確認したが、異常あるバラつきは確認出来ず。
チェックランプ点灯にいたったときのフリーズフレームデータを確認してみたら、原因が判明した。

各ブロックの電圧を調べると、10番が異常に電圧が低い。
チェックランプ点灯には、指定されたブロックとブロックの電圧差が0.3V以上の差異がある箇所が2箇所以上あると、チェックランプ点灯となるらしい。
10と11、11と14の電圧差が0.3V以上あることが確認出来た。

点検していき、HVバッテリーが原因であることが判明しました。
ボルテージセンサー故障だった場合は、センサー交換だけだすが、HVバッテリー故障の場合は、センサーも同時交換することが推奨されてます。
今回は、中古ではなく、リビルトバッテリーと、新品センサーのセット交換となりました。

注文から2週間後に発送されるということで、またチェックランプ消去して、しばらくまた乗ってもらうことになりました。

 補機バッテリーのマイナス端子外す

リビルトバッテリーとボルテージセンサーが届いたので、入庫してもらった。
まずは補機バッテリーのマイナス端子を切り離します。
補機バッテリーは、この車両は、バックドアを開けて左のパネルの中にありました。

1/5

 HVバッテリーの電源切断

コンソールボックスを開けて、オレンジのプラグを切り離して、HVバッテリーの電源を切ります。
エンジンルームのコンバータのカバーを取り外し、フューズボックスをズラして、赤丸のところで電圧を計ります。
0Vならば、HVバッテリーからの電源が正常に切断されてることになり、作業が出来るようになります。

 シートのコンソールボックスを取り外す

運転席、助手席のパワーシートを取り外す。
パワーシートは非常に重いため、二人がかりで車外に出します。パワーシートは、座席の前後の位置や、上下の高さ、角度などを事前に調整しておかないと、車外に出すことが出来ません。
フロントドアのスペースがあまり広くないため、パワーシートを調整しておかないと、車外にだせず、出せないと、パワーシートなので、バッテリーを接続しないと調整が出来ないため、注意しましょう。

パワーシートを車外に出したら、コンソールボックスを外せます。
コンソールボックスを外すと、HVバッテリーか出てきます。

1/5

 バッテリーファン取り外し

HVバッテリーのカバーを取り外すと、オレンジの配線やコネクターが出てきます。
コネクター類を取り外し、運転席、助手席の床のシートなどを剥がし、バッテリーの上部ファンを取り外す。

1/9

 HVバッテリー取り外し

インバータなどを取り外し、HVバッテリーを車外へ出します。こちらも重いので、二人がかりで車外に出します。

下部バッテリーファンを取り外す。
ファン類はかなりホコリだらけになってるので、清掃してリビルトバッテリーに下部ファンを移設します。
リビルトバッテリーには、ボルテージセンサーはついてる状態です。


リビルトバッテリーを車内に移します。

1/8

 バッテリー取付

上部ファン、インバータなどを取付て、バッテリーカバーを取付る。
コンソールボックスなどパネル類を取付て、床のシートを戻します。

バッテリー交換とは関係ないですが、コンバータサブタンクから冷却水が溢れているので、キャップを交換してみることにしました。

コンバータカバーなどを元に戻します。

1/10

コンソールにあるHVバッテリーのオレンジのプラグを取付、プラグを隠します。
補機バッテリーのマイナス端子を取付、パワーシートを取付て、交換作業は終了です。

診断機で、△SOCを確認すると、バラつきがないことを確認出来た。
ブロックごとの電圧差が0.3V以上のところは無く、チェックランプの点灯もない。

これで今回の作業は全て終了となります。

無料のご相談は
こちらからお気軽に

  お電話でお気軽にお問合せください。

お電話でのお問合せは
0191-75-3598
で受け付けております。
※必ず「ホームページを見た」とお伝えください。

お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら

修理の他のページ

お電話
お問合せ
お見積り