一関市 一関市 点検 トヨタ ルミオン リンクロッド交換 CVTオイル 大東モーター

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一関市 点検 トヨタ ルミオン リンクロッド交換 CVTオイル交換

来店理由
・定期点検のため

不具合箇所
・エンジンオイル交換時期がかなり過ぎている。
・CVTオイル交換時期が過ぎている。
・スタビリンクロッドのブーツからグリスが漏れている。

修理内容
・エンジンオイル、オイルエレメントの交換。
・CVTオイル交換。
・スタビリンクロッド交換。

フロント左右のスタビリンクロッド下側のブーツに小さな穴が開いており、そこから少量のグリスが飛び出している状態。赤丸で囲ったとこからグリスが出ています。

症状としては、ゴムの劣化で裂けたばかりの状態。グリスもまだ少しだけ飛び出している状態である。
これが進行すると、ゴムがもっと裂けて、最終的には、真っ二つ裂けますし、グリスも全て無くなり、泥水などがジョイント部を錆させてしまい、固着や、ガタを発生させて、大きな異音が発生したり、折損したりする。

 リンクロッドの交換

リンクロッドはブーツのみの部品配給が無いため、ロッドごとの交換となります。(黄色丸部分)


ナットをメガネレンチで緩めます。
2回転ほどさせると、ナットとボルトが共回りしてしまうので、ボルトにヘキサゴンレンチをかけてボルトを固定し、メガネレンチでナットを緩めていきます。

今回は下のナットから作業していますが、下のナットを緩めて、ほぼナットが外れそうなところまで回したら、ロッドの上のナットを外します。
ロッド上も、ナットをメガネで緩めて、共回りしだしたら、ヘキサゴンレンチでボルトを固定して、ナットを緩めていき、ナットを外します。
最後にロッド下のナットを外して、ロッドを取外します。

今回は簡単に最後までナットが回りましたが、錆の酷い車両だと、ナットが途中から回りません。
そういった場合は、ブーツ側にバイスをかけてボルトを固定して、ナットを回します。
それでも回らないときは、さらにナットをガスで加熱して緩めます。

新しいロッドに交換し、黒く塗装して完了です。

同じ作業を左側もして、ロッド交換は終了です。

 CVTオイル交換

助手席側のタイヤハウスのカバーを外すと、ミッションが見えます。
緑丸がオイルを注入するためのボルトで、水色丸がオイルを抜くためのボルト。黄色丸は先ほど交換したロッドの左側の部分です。


最初に、緑丸のフィラーボルトを緩めます。
次に、水色丸のドレンボルトを取外します。
ドレンボルトを外しても、トヨタ車の場合は、オイルがほぼ出てきません。
ドレンボルトを外した穴に、ヘキサゴンレンチを突っ込むと、チューブがねじ込んであり、それを取外すと、CVTオイルが出てきます。

オイルを抜き終わったら、チューブを取付て、ドレンボルトを仮締めし、フィラーボルトの穴から新油を注入します。
今回抜けたオイル量は2リットルでしたので、同量を注入しました。

さらに追加で1.2リットルのオイルを注入し、オイル量調整作業をします。

トヨタ車の場合、診断機か、専用工具などで短絡させるかをして作業をします。
今回は診断機を使いました。

シフトレンジを一巡させたあと、NレンジとDレンジを高速でたしか6往復くらいさせると、メーター機の紫丸部分から、現在のレンジを表示する部分がブランク状態となります。
そしたらPレンジに入れます。(Pレンジにしても、ブランク状態となります。)


トヨタ車の場合、オイルの量を見るのに、中途半端な油温の40〜50℃くらいだったかな?で確認しなければなりません。
他社メーカーだと、90℃くらいなんですけどね。
トヨタ車は、オイル量を確認するゲージが取付られていないため、ドレンボルトを外して、オイルが出てくるか、出て来ないかで確認します。そのため、油温が低いとオイルは出てこないし、高ければオイルが溢れて出てくるため、適正油温にしなければ正確に計測出来ません。
適正油温でオイルが出てこなければオイルが不足してるので注入。オイルが溢れて出てきたら、滴下するまで待ってボルトを締めて完了となります。
この作業がめんどくさいのは、アイドリング状態で作業するため、油温が常に上昇しているということ。
夏場だと、油温がすぐに上がるため、作業中に適正油温をすぐにオーバーしてしまったりします。すると、油温が下がるのを待たなければならないです。



メーカー機の紫丸のブランク状態が、適正油温になると、Dと表示されます。
Dと表示されたら、すぐにドレンボルトを取外します(チューブは外さない)。すると、大抵の場合はオイルが大量に抜け落ちてきます。
オイルが出てこない、または、少量の場合は、オイルが不足してるので、注入します。
オイルが抜け落ちて、滴下したら、ドレンボルトを締めて、メーカー機を確認し、Dが表示されてる状態ならば、適正油温内に正確に油量を調整出来たことになりますが、Dが点滅していた場合は、油温が適正範囲を越えてしまったことを意味するので、やり直しとなります。

適正油温になったので、ドレンボルトを外すと、オイルが抜け落ちてきます。
これが滴下したら、ドレンボルトを締め、メーカー機がD表示なのを確認します。

診断機でTC端子を元に戻す、または短絡を元に戻すと、メーカー機のチェックランプは消えます。
エンジンを切ります。


再度エンジンをかけて、チェックランプが点灯しないことを確認したら、カバーやタイヤを取付て、走行点検をし、異常なければ作業終了となります。

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